首里十二支巡りの順番を教えてください!
あと、首里十二支巡り専用の御朱印帳があると聞いたのですが入手方法が知りたいです!
こんにちは(^^)
今日のブログでは【首里十二支巡り】についてお伝えしていきたいと思います(^^)
いきなりですが、みなさんは首里十二支巡りって知っていますか?
検索でこの記事に辿り着いた人はもちろん知っていると思うのですが、検索するという事は
既に詳しく知っているというよりも、おそらくこれから首里十二支巡りをするために色々知りたいなと思っている方が多いのだと思います(^^)
そこで今日は実際に僕が首里十二支巡りをした際のレポートをお伝えしていくのですが、何もわからずにただ行くだけよりも
お寺や干支の神様それぞれのご利益や意味を理解しておいた方が断然良いので、その辺もわかりやすく説明していきますね(^^)
…と思っていたのですが、十二支の神様の紹介も入れるとめちゃくちゃ長くなってしまったので記事を分けました(^^;
この記事では
- 首里十二支巡りの順番と各お寺の紹介とレポート
- 「えいちん」の首里十二支カステラと専用の御朱印帳
についてお伝えしていますが、十二支の神様それぞれのご利益や、自分の守護仏がどんな仏様なのかを知ってから十二支巡りをした方が断然ご利益が高いと思いますので、この記事を読んだ後にでも別記事の方も参考にしてみて下さいね(*^^*)
十二支別の神様についての別記事はこちら!
(※記事の最後にも貼っています)
それではさっそく行ってみましょう!
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【首里十二支巡り】意味や十二支寺について
まず前提として、知っておきたい基本を書いておきますね☆
- 十二支にはそれぞれ“守り本尊”という神様がついている
- 基本として自分の干支の守り本尊は自分の守護仏となる
- 十二支だけど、守り本尊は八尊
- 首里十二支寺は現在4か所
【補足①】
首里十二支巡りは「首里十二か所巡り」と呼ばれることもあるのですが、ここで言う「12」という数字は場所の数ではなく十二支という意味ですので12か所まわるということではありません。
一つのお寺に複数の仏様を祀っている場所もあるので4か所でOKなんです。
それぞれのお寺の場所も近いので、ゆっくり参拝しても1日あれば十分に回れますよ(^^)
【補足②】
詳しくは後述しますが、十二支の一つずつにそれぞれ守り本尊がいるわけではなく、複数の干支に一体の仏様という場合もあるので、十二支の守り本尊は八尊という事になります(^^)
首里十二支巡りというものは琉球王朝時代からある参拝方法で、沖縄では年末年始や厄年、法事など何かある時や
何かの節目の時、祈願したいことがある時にも十二支巡りをする人が多いです。
もちろん祈願したい時だけでなく、日々の感謝を伝えに行くというのもとても良いですね(^^)
自分の干支の守り本尊や家族の守り本尊が祀られているお寺にだけ行く人もいますし、それが悪いということはありません☺
実際に自分に必要なお寺にだけお参りする方もいらっしゃいます。
ただ、十二支寺は全て首里城の周りに集まっていますので、せっかくであれば全ての神様にご挨拶するのが良いのかな~と思いますし、加えて、仏様にはそれぞれ違ったご利益があったりするので
個人的にはやはり【首里十二支巡り】をして全てのご利益にあやかるのが一番かなと思っています( *´艸`)
沖縄は他の地域と比較すると昔から干支を重視することが多いです。
当ブログでもよく話題にしており、僕自身日頃からお世話になっている沖縄ユタも判断(占い)の時には干支を重要視しますし、祈祷の際にも十二支寺に出向くことも多いんですよ☺
直接お話ししたわけではないので定かではありませんが、今回、首里観音堂に行った時に
おそらく沖縄ユタと思われる方がご依頼人と思われる方と一緒にご祈祷しておりました。
沖縄ユタが祈祷する際には御嶽(うたき)以外に十二支寺を回る事も多いと聞いてはいましたが、実際に十二支寺で見たのは初めてだったので失礼ながら遠くからこっそり見学させて頂きました(^^;
首里十二支巡りの順番は?
首里十二支巡りをする際に、参拝する順番について疑問に感じる人も多いので順番についてもご説明しておきます(^^)
先に答えを書いてしまいますが
首里十二支巡りの順番には基本的には決まりはありませんので行きやすい順番で回って大丈夫です。
首里十二支巡りを始める時の現在地から近い順番で回るも良し、ご自分の干支の仏様がいるお寺から回る人もいますよ☺
この後でご紹介しますが、首里十二支巡り専用の御朱印帳がある「えいちん」に一番近いのは盛光寺ですので、御朱印帳を希望する場合は盛光寺から回るのが効率的だと思います。
このように何が正解ということはないのですが、一応お伝えしておくと
干支の始まりが【子(ねずみ)】なので、子の守り本尊が祀られている首里観音堂から回ると良いとも言われております。
先ほど、沖縄ユタは干支を重要視していて十二支寺によく行くというお話しをしましたが
ユタさんたちが首里十二支巡りをする際には、やはり首里観音堂からスタートすることが多いようです。
順番的には
首里観音堂→安國寺→西来院→盛光寺という順番と決まっているというお話しもよく聞きますね。
僕は日頃から沖縄ユタに視て頂いたり、興味があってユタ関係の書籍なども読んだりしているくらいですので
ここはユタさんのマネをして首里観音堂から初めて盛光寺で終わるという順番で回りました(笑)
「えいちん」首里十二支巡りの前に寄るのがオススメ!
首里十二支巡りの順番についてお伝えした流れで、十二支巡りをする前に立ち寄りたいオススメスポットを一つだけご紹介しておきます☺
それは、十二支寺の近くにある「えいちん」というお菓子屋さんです(^^)
(※えいちんは「榮椿」というのが本来の店名ですが、難しいのでひらがなで書いています。)
えいちんには数種類のお菓子が置いてあるのですが、圧倒的に有名なのが【首里十二支カステラ】という商品。
一口サイズの可愛いカステラでとても美味しいのですが、僕が十二支巡りの前に行くことをお勧めする理由は
首里十二支巡りのマップ付き御朱印帳を入手できるからなんです(^^)
普段あまり神社仏閣巡りをしない方の場合は御朱印をいただく事もないかもしれませんが
せっかく首里十二支巡りをするから御朱印が欲しいな~なんて方もいると思います。
「えいちん」の御朱印帳は
御朱印帳なんて持ってないけど、十二支巡りのためだけに御朱印帳を買うのもちょっとな~…
御朱印帳は持っているけど、首里十二支巡りの御朱印だけ分けたいな~
という方にはめちゃくちゃピッタリです(^^)
ということで、ちょっとだけ「えいちん」についてご紹介した後に首里十二支巡りについて詳しくお伝えしていきますね!
こちらが首里にある「えいちん」です☺
画像に写っているように、敷地内に入ると駐車スペースがありますが、店前の道路がけっこう狭いので長さのある車だと出入りが厳しいかもしれません(^^;
あくまでも自己責任ですが、短時間で済みそうであれば路駐の方が良いかも…。
えいちんの店内はこんな感じで、かなりコンパクト。
画像のように陳列カウンターのみの狭いスペースなので先客がいる場合はお店の外で待っているような感じですね☺
もちろんイートインスペースもありません☺
えいちんには箱に入った商品もありますが、購入後すぐに食べられるような少量のお菓子もあるので
首里十二支巡りをしながら食べるのも良いですね(^^)
主力商品である十二支カステラの他にも、サブレやかりんとう等もありますし、カップに入った和風パフェのようなスイーツもありました(^^♪
で、十二支巡りの御朱印帳についてですが、御朱印帳が欲しい場合は十二支カステラと御朱印帳がセットになっている御朱印帳セットを購入するか、御朱印帳を単体で購入するかのどちらかを選ぶ感じです☺
御朱印帳セットはこちら☆
干支の焼き印が入ったプレーンタイプの十二支カステラと御朱印帳がセットになっています。
実際に購入したものはこんな感じです☺
御朱印帳の裏側には、それぞれのお寺の守り本尊も書いてあるわかりやすい地図が書かれており
表側には4か所分の御朱印スペースがあります(^^)
僕は別の御朱印帳を持っているのでこちらは使っていませんが、紙もしっかりしていますし中々良い御朱印帳だと思いますよ(^^♪
えいちんの御朱印帳について、ちょっと注意点を。
首里十二支巡りでまわるお寺はタイミングにもよると思いますが
御朱印が書置きの場合が多いです。
通常の御朱印帳のサイズであればさほど問題が無いとは思うのですが、えいちんの御朱印スペースは幅が少し狭いので書置きの場合は、貼り付ける時に幅がはみ出てしまう可能性が…。
ただ、一応4枚並べて貼れるだけのスペースはあるので、それぞれの御朱印を少し重ねて貼り付ければ何とか収まるかなとも思うのですが(^^;
御朱印帳に直接書いてもらうのが一番良いと思うので、もし時間的に都合が付きやすい方であれば参拝の前に各お寺に電話して御朱印を書いてもらえる時間帯を確認してから行くのが確実だと思います(^^)
御朱印帳セットではなく御朱印帳を単体で欲しいという場合は250円で購入可能です☺
御朱印帳セットに入っているカステラは干支の焼き印が入っているプレーン味ですが
えいちんの十二支カステラには色々な味がありますので、他の味のカステラが食べたいという場合は御朱印帳単体で購入すると良いです(^^)
ちなみに、えいちんの一番人気は「冬瓜きなこ」です(^^)
参考までに、御朱印帳セットじゃない箱入り商品はこんな感じ。
小サイズの中身は4種類のカステラが2個ずつ入っています(^^)
粒黒糖入り、冬瓜きなこ、紅芋餡入り、レモンの4種類☆
基本はこの4種類のようですが、おそらく他の味に変更できると思います。
あ、プレーン以外のカステラには干支の焼き印は入っていませんのでご注意ください(^^)
プレーンはもちろんの事、他の味も甘さ控えめでとても美味しいですし、3センチくらいの小さなカステラですので食べ歩きにもピッタリですよ(^^♪
縁起物といえば縁起物ですので僕はお土産用にも数箱購入しましたが、とても喜ばれました(*^^*)
(※カステラは賞味期限が5日くらいです)
オーナーさんもとても親切で感じが良く、素敵なお店でしたので是非!
(えいちん)
榮椿- 沖縄県那覇市首里儀保町1-36
- 098-886-5889
- 11:00-17:00(売切れ次第閉店)
- 金・土・日の週末のみ営業
【首里十二支巡り】あなたの守護仏はどこに?4つの十二支寺と全員お祀りしているお寺
それでは、本題である首里十二支巡りについて、十二支の守り本尊がお祀りされているお寺をご紹介します(^^)
おおよその場所がイメージしやすいように地図にしました☆
首里城のまわりにある4つのお寺が干支の神様がいる「十二支寺」です。
で、ちょっと離れたところにある護国寺って何?って話しなのですが、なんと護国寺には干支の神様が全員いらっしゃいます(笑)
詳しい事は後述させてもらいますので、ここではとりあえず「へ~そうなんだ」くらいで置いておいてもらって、まずはどのお寺にどの干支の神様がいるのか確認してみて下さい(^^)
十二支寺 | 干支 | 守り本尊 |
---|---|---|
首里観音堂(慈眼院) しゅりかんのんどう(じげんいん) | 子(ね) | せんじゅかんのん 千手観音 |
丑(うし) | こくうぜんぼさつ 虚空蔵菩薩 | |
寅(とら) | ||
辰(たつ) | ふげんぼさつ 普賢菩薩 | |
巳(み) | ||
午(うま) | せいしぼさつ 勢至菩薩 | |
安國寺 あんこくじ | 酉(とり) | ふどうみょうおう 不動明王 |
西来院(達磨寺) さいらいいん(だるまでら) | 卯(う) | もんじゅぼさつ 文殊菩薩 |
戌(いぬ) | あみだにょらい 阿弥陀如来 | |
亥(い) | ||
盛光寺 せいこうじ | 未(ひつじ) | だいにちにょらい 大日如来 |
申(さる) |
はい、こんな感じですがあなたの守護仏様がどのお寺にいるのかおわかりいただけたでしょうか?(^^)
今までに十二支や守護仏ということを考えたことが無い方でも、聞いたことはあるなという仏様のお名前もいくつかあるかもしれませんね(^^)
守護仏様の特徴は別記事を参考にしていただく事にして、さっそく各お寺を見ていきましょう☺
首里十二支巡り
【首里観音堂(慈眼院)】子・丑・寅・辰・巳・午
首里十二支巡りの最初にご紹介するのは十二支のうち半分の干支の守り本尊がお祀りされている「首里観音堂(しゅりかんのんどう)」です☺
本当は慈眼院(じげんいん)が正式名称ですが、通称名である首里観音堂の方が有名になってしまいました。
沖縄らしい赤瓦と、上の画像ではちょっとわかりにくいですが大きな梵鐘(ぼんしょう)もあってかなり立派なお寺ですね!
上の画像は道路を挟んだところの駐車場から写したものですが、ここの駐車場だけでなく首里観音堂の敷地内にも駐車場があります☺
(上の画像よりも右側に進んだところに車用の入り口がありますので、階段が厳しい方はそちらから入りましょう☆)
正面の入り口から入ると「観音竹(カンノンチク)」の由来がありました。
カンノンチクは沖縄のリゾートホテルなんかでもチラホラ見かけますし、個人的にも好きな観葉植物なのですが
首里観音堂がカンノンチクの由来地だったとは驚きました(゚д゚)
階段を上がると先ほど見にくかった梵鐘(ぼんしょう)が☺
柵から向こうは立ち入り禁止でしたが、この距離からでも立派なのが分かります(^^)
この梵鐘は沖縄最大らしく、重さは約2トン(*_*)
首里観音堂は敷地が広い事に加え、高台にあり、かなり拓けた場所なのでなんだかとても気持ちが良い空間でしたよ☺
古い感じが全くなくて、とてもキレイなお寺。
本当に綺麗で惚れ惚れしますね。
こちらは萬歳嶺見晴らし台☆
首里八景の1つとされている見晴らし台で、海が見えにくいと言われる那覇でありながらも、ここからであれば那覇の街はもちろんのこと海だって見えちゃいます。
ちなみに、この奥には摩利支天・弁財天・大黒天が祀られていますよ☺
敷地内でひときわ目立つ大きな樹。
本堂前にある大きなガジュマルですが、このガジュマルは樹齢120年を超えており、戦争をも生き抜いたことで「長寿樹」と呼ばれているそうです。
そもそもガジュマルって生命力がめちゃくちゃ強い樹で、キジムナーという精霊が宿るとも言われているスピリチュアル感が強い樹なんですけど、戦争にまで勝ってしまうという事も加わって、ここは密かにパワースポットになっているんですよ☺
首里観音堂は駐車場スペース以外は憩いの場として自由に使って良いとのことですから、天気の良い日であればテイクアウトグルメでも持参して気持ちの良い見晴らし台でランチなんてのもオススメです☺
本当に気持ちが良い場所ですから(^^♪
あ、そうそう。
首里観音堂といえば“拝み犬”のコナン君が有名ですね(*^^*)
現在は高齢なので表舞台に出ていないと思いますが、メディア出演も多数でしたので知っている方もいると思います。
ちなみに僕が行った時にはコナン君はいませんでした(^^;)
首里十二支巡り
【安國寺】酉
首里十二支巡り、二つ目のお寺は安國寺(あんこくじ)です(^^)
安國寺は酉年生まれの守り本尊がお祀りされているお寺ですよ☺
まず、山門が特徴的でめちゃくちゃカッコいい!
赤瓦の屋根に加えて琉球石灰岩で作られた山門は特徴的で素晴らしいですね!
大きな銅鐘もさることながら、龍の彫り物がとてつもなくカッコいいと思いましたよ(=゚ω゚)
どうですか!
めっちゃ素晴らしいですね!
すごいな~と思いながら一人で上を見続けていたら首が痛くなりました(^-^;
安國寺のかっこいいポイントは上だけではなく下にもあります!
山門の両端には仁王像が!
少し奥まっていて金網もあるのでちょっと見にくいことに加え、天気のせいでけっこう暗かったんですよ…。
それなのに眼力の強さだけはめちゃくちゃ伝わってくるという不思議…。
お寺を守るという役目をしっかりと果たしていますね(笑)
安國寺の敷地内は駐車スペースも広いので車でも問題ありません☺
そんな敷地の中心にはとても立派なガジュマルの樹。
すごく存在感があって素敵なガジュマルですが、すぐ近くに小さな仏様がいましてより一層素敵な空間でした☺
こちらは安國寺の本堂(不動殿)です。
本堂の両脇にも龍の彫刻。
こちらは上の方にシーサーなのか狛犬なのか定かではありませんが、なにやら獅子系の彫刻もありまして、これはこれでカッコイイです。
で、安國寺では上の本堂には入れなくて、本堂のすぐお隣にある「首里森十二支堂」でお参りします☺
御朱印やお守りも首里森十二支堂で手に入れることが出来ますよ(^^)
安國寺だけではなく、他の十二支寺もそうですが、お寺によって種類の違いはあるものの
一応それぞれの干支のお守りが揃っていましたよ(^^)
ただやはりそのお寺の干支のお守りの方が種類が豊富なので、↑のように安國寺では他の干支に比べて酉のお守りが多いです☺
僕は酉年なので、もちろん安國寺でお守りを購入しましたが、首里観音堂でも何か好きな感じだったので酉のお守りを購入しました(^^♪
安國寺は酉年生まれはもちろんですが、山門がとても素晴らしく、彫刻も見ごたえがあるのでそれだけでも行く価値があると思いました(・∀・)
首里十二支巡り
【西来院(達磨寺)】卯・戌・亥
首里十二支巡り、3つ目のお寺は西来院(さいらいいん)です☺
通称「達磨寺(だるまでら)」と言われており、名前の通りでとにかく達磨だらけの面白いお寺です(^^)
また、縁起の良い達磨がたくさんいることに加え、守り本尊のうちのお一人が知恵を司る文殊菩薩(もんじゅぼさつ)様であることもあって合格祈願で人気があるお寺です。
その他にも安産祈願でも評判ですし、西来院には様々なご利益が期待できる場所がたくさんあるので総合的に見てもかなり縁起の良いお寺だと思います(^^)
西来院でも仁王像がドーンとお迎えしてくれます(^^)
西来院は他の十二支寺と比べると見どころが多かったのでちょっと画像多めでご紹介しますね☺
まず駐車場についてです。
西来院は住宅地にいきなりある感じのお寺なのですが駐車場については困りません☺
こちらは西来院のお向かいにある駐車場。
ここだけでも8台ほど停められるスペースがあります(^^)
こちらは今の駐車場から西来院を写したものですが、屋内駐車場もありまして、中がけっこう広いので余程の混雑時期に行かない限りは駐車場に困ることはありませんよ(^^)
↑画像でわかる通り、西来院は1階部分はほぼ駐車場で、本堂を含めてお参りのメインは2階部分になります。
ではさっそく行ってみましょう(^^)
先ほどの仁王像の間を通って敷地内に入ると、すぐに階段があるのですが階段の手前、ちょっと脇に入ると「子安観音」がおります。
祈願をする際は子安観音様の手前にあるこちらで(^^)
たくさんの絵馬が掛けられていました☺
二階へ行くと、水子地蔵様。
こちらが西来院の本堂正面です。
中に入ると両脇にお守りやおみくじが置いてあり、御朱印もこちらで頂けますよ☺
おみくじは数種類ありましたが、50円と激安なおみくじも(笑)
お願い事別になったお札セットなんかもありました。
西来院にも干支それぞれのお守りがありましたが、やはり西来院の干支である「卯・戌・亥」のお守りと、達磨のお守りが多かったですね☺
先ほどの本堂正面の写真にチラッと写っていましたが、西来院には「なでだるま」さんもいらっしゃいます☺
どことなく愛らしいお顔をしただるまさんですが、ご利益としては
- 開運祈願
- 身体健康
- 合格祈願
- 安産祈願
特に体に不調がある人の場合は、自分の調子が悪い部分と同じ場所を撫でると良いそうですよ(^^)
西来院には絵馬だけでも色々あるので、あちこちにすごい数の絵馬が掛けられていました( ゚Д゚)
さて、本堂向かって左側に進むと、これまたスゴイ光景が(*_*)
稲荷大明神、大願成就の鳥居です☺
伏見稲荷大社の千本鳥居を想像してしまいそうなこの鳥居。
これは見事ですね!
入り口にもだるまさんです☺
鳥居の一つ一つにゴールドのだるまさん。
これはかっこいい。
で、鳥居の途中には…
やはりだるまさん(笑)
もう本当にだるまさんだらけですが、ここまでたくさんいらっしゃると有難いのやら可愛いのやら(笑)
鳥居の途中からは、だるまさんではなく干支に変わっていて手が込んでるしこれもカッコ良いなーとウットリ。
この先に金運の祈願所があるのですが、なんかこの時点でご利益がありそうです。
まぁ、そもそもここは大願成就のご利益がある鳥居ですからね!
突き当りにはお稲荷様がたくさん(笑)
で、お稲荷様のお隣に見えるのが金運アップの祈願所です(^^)
その名も金運神社(笑)
お金と言えば大黒天様ですね!
しっかりと笑顔の大黒天様が微笑んでくれております。
大黒天様の前には金色に輝く三宝が用意されていました(・∀・)
あいにく宝くじは持っていませんでしたので、お財布を乗せてお願いしてきましたよ(^^)
とても美しい鳥居を無事に通り、金運神社で御祈願もしたので、これで僕のお願い事は叶うはず!
とウキウキしておりましたら、ご利益ポイントはまだありました☺
こちらは二尊堂といって商売繁盛のご利益があるようです(^^)
こんなにご利益を頂いて良いのでしょうか?
しかもとても可愛い猫ちゃん付き(笑)
沖縄は野良さんが多いので、この猫ちゃんが飼い猫なのか野良さんなのかわかりませんが
とても人慣れしており近寄っても全然逃げないし怒らない。
そっと触ってみても気持ちよさそうにしていたので、しばし癒されていました( *´艸`)
とても幸せな気分になり、もうこの時点でご利益を貰ったような気持ちです。
こんな感じで、西来院は祈願所を含め、見るところがたくさんあって面白いのですが
実はまだあるんですね~。
なんと屋内駐車場(一階)にも祈願所がありますので是非寄ってみて下さい☆
交通安全の祈願所です(^^)
外から見たらわかりませんが、中々立派です。
交通安全祈願っぽく、車の絵が描かれた絵馬が用意されていました(*^^*)
しかも塗り絵仕様でしたので子供さんでも楽しくお願いすることが出来ますね!
更に奥には、なんと「縁切り」の祈願所(゚д゚)!
「縁切り不動様」です。
ほぇ~(゚д゚)
不動明王様は悪い縁を断ち切る力も持っていますが、こちらの不動明王様のお顔を見ると改めて
「これはご利益ありそう…。」という気持ちになります(笑)
縁切り祈願のお札が一枚100円、ローソク(お線香?)とのセットだと200円。
たったの200円で苦手な人と縁切りできるならこれは大変有難いですね(*_*)
そんな縁切り祈願所のすぐお隣には「良縁招き」も!
縁切りの後は縁結び祈願も必須ですから、一度に両方出来るのはとてもありがたいです。
西来院は縁切りと良縁招きを一気に出来るスゲー場所でした( ゚Д゚)
う~ん、西来院面白いです。
1人で来てもかなり楽しめましたよ(^^♪
首里十二支巡り
【盛光寺】未・申
首里十二支巡り、最後のお寺は盛光寺(せいこうじ)です☺
盛光寺は未と申の守り本尊である大日如来(だいにちにょらい)様が祀られていますよ(^^)
お寺は二階建てでちょっとお寺っぽくないお寺(^^;
一階部分の駐車場はおそらくお寺の関係者用の駐車場ですが、敷地内に10台分くらいの駐車スペースがありますので車でも安心です(^^)
階段下には自動販売機まである喫煙スペースになっていましたし、すぐ隣にはトイレもありますので何かと便利そう。
一階部分の奥にはお地蔵様と涅槃堂(ねはんどう)という名前の納骨堂がありました。
では本堂がある二階へ上がりましょう(^^)
二階に上がると、ものすごい量のおみくじに驚きました( ゚Д゚)
画像以外の場所にも膨大な数のおみくじが結ばれていましたので、本当にかなりの量だと思います。
本堂内には盛光寺の守り本尊である大日如来様が光り輝いております。
おそらく左側におられるのは大日如来様の化身である不動明王様だと思われます。
盛光寺は未と申のお寺となりますので、未と申のお守りを多く扱っていますが
こちらのおみくじはとても可愛くて人気があるとか(^^)
十二支寺はそれぞれ担当の干支に関連したお守りを多く扱っていますが、量や種類は統一されていませんので
他のお寺で同じタイプのおみくじは見当たりませんでした。
僕は酉なので、こんな可愛いおみくじであれば欲しかったのですが
残念ながら安國寺にはこのタイプのおみくじが無かったので入手できず…。
僕の奥さんは未年なのですが、今回は僕のひとり旅で本人がいないのでおみくじの購入はしませんでした(^^;
お守りはこんな感じで、やはり未と申が充実☆
種類は少ないですが端っこの方に各干支のお守りもありました。
↑画像に「お守り代はこの箱に納め下さい」という料金ボックスがあるように、盛光寺はけっこう人がいません(^^;
小銭が無い人のために両替機も用意してくれていますが、この時は両替機にエラー表示が出ていたことと御朱印を頂きたかったのでお守り売り場の横にあったボタンを押してお寺の方を呼びました。
結果的にご住職が不在ということで、御朱印は頂けませんでしたが奥さん用にお守りだけ購入☺
首里十二支巡りだけではなく、琉球八社巡りなんかでも、ご住職や神主様が不在という場合がけっこう多いんですよね(^^;
その場合は書置きの御朱印を用意しているところも多いのですが、盛光寺は書置きはしていないようなので諦めました( ;∀;)近々また沖縄に行くのでリベンジしてこようと思います(笑)
盛光寺に限らずですが、御朱印を希望する場合は行く前にお寺や神社に連絡して御朱印が頂ける時間等を確認した方が良いと思います☺
盛光寺は「せいこうじ」という名称から「成功」と掛けて参拝に来る方が多いお寺です☺
もちろんただの語呂合わせでご利益が無いということではありません。
別記事で詳しくお伝えしていますが、未と申の守り本尊であり盛光寺のご本尊である「大日如来様」は仏様ランクで一番上の「如来(にょらい)」の中でも最上位の仏様です。
しっかりとお参りしてご利益を頂きましょう☺
護国寺一発でOK?!干支の守り本尊が全員集合している有難いお寺
はい、という感じで
ここまでで首里十二支巡りのお寺4つについてご紹介致しました(*^^*)
で、やはり八尊の仏様にはそれぞれのご利益がありますので、出来ればご自分の干支だけではなく4か所全部を回って首里十二支巡りを完結させるのが良いのではないかなと思うわけですよ。
普賢菩薩様(辰・巳)と文殊菩薩様(卯)は1991年までは「万松院」といお寺に祀られていましたので昔は5か所のお寺に行く必要がありましたが、それぞれ首里観音堂と西来院に移されて現在は4か所に完結できるようになっています。
でも、どうしても時間が無い…。
など、4つのお寺全てに行くことが難しいという方もいらっしゃるでしょう。
そんな時に訪れてみてほしいお寺が「護国寺」です(^^)
護国寺には干支の守り本尊である八尊の仏様が全員お祀りされており、首里十二支巡りは護国寺に行くだけでも同じご利益があるとも言われているくらいなのですよ(^^;
そんな護国寺についてもお伝えしておきますが、護国寺は「波上宮(なみのうえぐう)」のすぐお隣にあります。
本当にすぐお隣なんですが、波上宮の知名度のわりに護国寺はけっこう地味な存在(^^;
でも、実は現存する寺院としては沖縄で最も古いとされる立派なお寺です。
駐車場の場所が違いますので間違わないようにしましょう☺
護国寺の駐車場はまぁまぁゆとりがあるので、特に行事が無いような平日であれば困ることはないと思います(^^)
本堂は階段を上がった二階ですが、写真撮影がダメっぽいので画像はありません(^^;
護国寺は水子供養も本格的には行っているお寺です。
お守りや御朱印を希望する方は2階ではなく1階に社務所があるのでそちらへ向かいましょう(^^)
お守りの種類はそこまで豊富ではありませんが、干支別のお守りもありましたよ☺
ちょっとアップで。
丸で囲ってある護国寺の「肌身お守り」というお守りが干支別で用意されているお守りです。
お寺の方に聞いてみましたが、護国寺で扱っている干支別のお守りは肌身お守りだけということでした(^^)
もちろんご利益には変わりありませんので、4つのお寺を回るのが難しい場合は護国寺でお参りしてそれぞれの干支のお守りを入手すると良いでしょう(^^)
最後に、護国寺のお利益としては
- 天下泰平
- 鎮護国家
- 五穀豊穣
- 万民豊楽
となっております☆
僕は折角ですのでそれぞれのお寺でお参りさせて頂きましたが、家族全員の干支がバラバラなんだけど全部を回るのはちょっと厳しい…など、何かしらの理由で短縮したいという場合は護国寺に行くと良いと思いますよ☺
【首里十二支巡り】順番や見どころは?首里十二支カステラ「えいちん」の“御朱印帳”入手方法も! | おわりに
ということで、今日のブログでは首里十二支巡りの順番や各お寺の中心に紹介をさせて頂きました☺
4つの十二支寺についてはもちろん参考にしていただければと思うのですが、個人的には護国寺に全員いるよってことと
えいちんの首里十二支巡りマップ兼御朱印帳についても、是非知っておいてもらいたいなと思っています(^^)
で、今各お寺の紹介をしてみて改めて思ったのですが、やっぱりお寺の情報だけを知っているよりも、各お寺にお祀りされている守り本尊(守護仏)の特徴やご利益を知っていた方が確実に面白いと思いました。
十二支の守り本尊は八尊いますので、さすがに全部の仏様を覚えるのは大変かもしれませんが、ご自分の守護仏だけでも「こんな仏様なんだ~」くらいにでも理解しておくと、実際にご挨拶する時の気持ちが違うんですよ(笑)
やっぱほら、全然知らない人に挨拶するのと、どんな人なのかわかった上で挨拶するのでは全然気持ちが違うでしょ?
それと一緒ですね!
別記事では、わかりやすく十二支の守り本尊についてご紹介していますので是非一緒に読んでみて下さいね(^^♪
それでは今日はこの辺で!